2022/12/12 20:48



生理中だからこれをしたら絶対にダメということは実はあまりありません。
何をしてほしくないかは『人による』。だから難しい。

いろんな『人』がいて、
『女性だから』『男性だから』で考えるとすれ違いで衝突してしまうことがあります。

あなたも同じ『人』だから、あなたの判断が100%『いけない』ことはないけれど、相手が嬉しくないことは知っておきたいですよね。

生理のことをよく知らなくても、こういう考えでいれば知らない間に相手に負担をかけたり困らせたりしなくていいかもしれません。

いくつかパターンをご紹介します。

①いつもより体調が悪いと想定しておく
②自分のものさしはしまう
③『女性』ではなく『その人』


①いつもより体調が悪いと想定しておく

生理は目に見えません。見た目は普段と同じ元気な状態に見えるかもしれません。

実際元気な時もあります。
突然元気じゃなくなる時もあります。
すぐに落ち着くことも、そのまま悪化していくこともあります。

体調が変わるたびに報告していたら1日に何度も報告することになり、あなたも訳が分からなくなってしまうでしょう。

元気に見えても実は元気じゃないかもしれないし、今は元気でも10分後に突然体調が悪くなるかもしれない。

本当はどうかわからなくても、生理期間は特に『体調が良くない人』と想定しておくと、体を冷やすようなことや、長く歩いたり、普段通りの行動を求めたりすることが自然に減ると思います。

もちろんパートナーが元気であれば、冷たいものを好んだり、遠出したり、普段もしくは普段以上に活動することもあります。

パートナーが自分で選んだのであれば任せて、あえて止めたりする必要はありません。

こちらから『普段通りできるだろう』と思っていると、知らぬ間に負担や不満を感じさせてしまうときもあるので、生理中は『できること』のボーダーラインを少し下げて考えておくと自然に相手に無理をさせてしまうことも減り、パートナーが元気な時間が増えたように感じるでしょう。


②自分のものさしはしまう

当事者より正確に測れるものさしはありません。
正確でない自分のものさしで測ってしまうと誤ってパートナーを過小評価してしまうことも。

これは『全てを受け入れる』ということではなく、まずは『そうなんだ』と受け止めることが大切という意味です。

そのあと、パートナーが感じているものが自分にわかるのか、わからないのか、どんなところがわからないのか、考えてみてほしいと思います。

わからないことがあった時、『なぜわからないのか』を考えることはとても重要なこと。

相手に伝えるという行為にはさまざまな意味が含まれています。

『自分はそうは思わない』ことがあれば、

自分はそう思わないのに、なぜ相手はそう思ってわざわざ伝えてきたのか

それを深く考え、相手と話し合う必要があります。


『男性だから』
『経験できないから』
『理解できないから』

だから『わからない』。


それでは終わってしまいます。
終わって良い事はそれでいいのかもしれません。ですがパートナーとの事となると、終わらせないようにするのも大事です。

普段は近い自分とパートナーのものさしに誤差が生まれた時は
『この件に関してどちらのものさしの方が正確か』を考えてみるのが良いと思います。

一つのものさしでは正確に測れないものもあります。
誤差が生まれることがあっても二つのものさしを使うことで測れるものや可能性を広げられるのがパートナーを持つメリットでもあるので簡単に終わらせてしまうのはもったいないです。

お互いの違うものさしをそれぞれの得意分野で出し合っていければより良い関係が築けるのではないでしょうか。



③『女性』ではなく『その人』

生理のことを考えると目の前にいるパートナだけではなくたくさんの女性たちが頭に浮かぶ人もいると思います。

パターンや選択肢を考える際は必要な情報になるかもしれませんが、実際に一番『寄り添う』機会があるのはパートナーだと思います。
10人中9人が『ほっといてほしい』といっても、
パートナーが『ほっとかれたくない』というのであればパートナーが正解です。

『女性はこう』と思ってしまうのは実は危険。
あなたにも『男性はこう』というイメージで決めつけられたくないことはあると思います。

『女性』の膨大なデータより『その人』のことを深く知ることの方があなたにとっても大切なことだと思います。

あなたがパートナーを好きになったのは『女性』だからではなく『その人』だったからではないでしょうか。

考える時は『性別』の前に『その人』として考えた方が正解に辿り着きやすいかもしれません。

いつも隣で見ているパートナーなのに生理だとわかると少し他人事みたいな態度をとってしまう人もいると思います。

パートナーも違う人みたいに性格が変わることがあるかもしれません。それでも、それも含めて『その人』です。

『生理中のパートナー』を切り離して考えるのではなく、それもその人の一部だと認めることで『特別なもの』ではなくなると思います。

生理のことに限らず、『わからない』で諦めなければいつかうまく付き合っていけるようになります。
少しずつあなたのペースで受け止めて、パートナーとより良い関係を築いていってほしいです。