2022/11/08 02:10
『男性には関係ない』
だから
・知らないけどあまり関心もない
・踏み込まれたくないだろう
など
様々な意味で生理に対して『関係ない』と感じる方は多いでしょう。
はたして本当でしょうか。
『生理は妊娠に関係するもの』ということは学校で少し教わります。
『卵子と精子が出会って~…』という言葉をなんとなく聞いたこともあると思います。
ヒトが生まれる過程は長くなってしまうので今回は割愛させていただきますが、生まれてくる赤ちゃんの性別の決まり方はご存じでしょうか。
性別は受精の際、卵子と出会う精子がどっちの染色体を持っているのかで決まるのです。
『XX』『XY』なんとなく聞いたことがある人もいるかもしれません。
卵子がXを持ち、そこにXの染色体を持つ精子が先に着けば女の子(XX)。
Yの染色体を持つ精子が先に着けば男の子(XY)。
性別が決まる鍵は実は男性が握っています。
自分は男性に生まれた。
でもそれはどっちの可能性もある中、たまたま男性だった。ということ。
この先あなたとパートナーの間に子供が生まれたとしたら、まず妊娠にはパートナーの生理はもちろん必須。
そこからさらに男の子か女の子か両方の可能性があって、もし女の子になったとしたらあなたが関係しています。
今いる女性の性別を決めたのもお父さんの染色体です。
本当に『男性には関係ない』のでしょうか。
ヒトは男性がXとY両方を持っているから両方の性が生まれます。
お腹の中で育てて産むのは女性だとしても、男性も重要な役割を担っているのです。
卵だけあっても種だけあっても生まれることはできません。
男性も女性もどちらも欠かせない存在で、それぞれ大切なパーツを持っています。
互いに距離を置くのではなく、もう少し向き合い始めても良いのではないでしょうか。